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Career Data JP — 独自指標

幸福度指数年収だけじゃわからない「本当に良い業界」

年収・時給・定着率・男女格差・残業時間の5指標を組み合わせた独自スコアで、 33業界を多角的に評価します。「この指標が正解」ではなく、「こういう見方もある」という一つの参考指標です。

データ: 厚労省・国税庁対象: 33業界更新: 2026年3月

📐 スコアの構成

5つの指標を33業界内でmin-max正規化(0–1)し、以下の重みで加重平均。スコアは0–100。

年収30%

平均年収(万円)

時給効率25%

年収÷総労働時間

定着率25%

1 − 離職率

男女平等10%

男女年収格差の小ささ

WLB10%

残業時間の少なさ

🏆 総合1位

証券業

82.3

/ 100点

年収 992万 · 時給 ¥5,072

📊 全業界平均

33業界

49.1

/ 100点

1位との差: 33.2

📍 最下位

飲食・宿泊

16.2

/ 100点

年収 345万 · 離職率 29.7%

📋 幸福度ランキング 全33業界

ヘッダーをクリックするとソートできます。

順位業界幸福度スコア年収(万)時給(円)離職率(%)月残業(h)男女格差(万)
🥇証券業
82.3
992¥5,07214.5%13h404
🥈ガス業
69.6
673¥3,4837.1%11h123
🥉電力業
64.7
650¥3,2636.2%16h156
4電気・ガス・水道
62.8
628¥3,1918.3%14h119
5通信業
62
629¥3,2168.9%13h150
6化学工業
61.4
615¥3,1839.2%11h163
7鉱業・採石業
59.8
578¥2,9738.5%12h109
8公認会計士・税理士業
58.3
624¥3,29112.8%8h235
9金融・保険
56.9
587¥3,07712.3%9h159
10IT・通信
55.5
571¥2,97412%10h150
11教育・学習支援
54.8
575¥3,09114.5%5h199
12銀行業
54.7
628¥3,13410.2%17h276
13学術研究・専門技術
54
612¥3,16814.8%11h206
14ソフトウェア業
52.5
561¥2,90413.5%11h147
15コンサルティング業
52.2
624¥3,29118.5%8h235
16機械工業
51.7
536¥2,7249.8%14h168
17複合サービス
51.5
462¥2,4217.8%9h128
18保険業
51.5
586¥3,13011.8%6h430
19電子機器工業
50
524¥2,69510.5%12h204
20病院・診療所
50
482¥2,5589.8%7h195
21自動車工業
49.8
517¥2,5808.7%17h156
22建設業
49.4
529¥2,70412.6%13h148
23不動産業
45.3
536¥2,79217.8%10h177
24製造業
43.6
473¥2,40311.2%14h193
25医療・福祉
42.8
429¥2,29215.2%6h115
26福祉サービス
41.7
382¥2,06715.8%4h52
27卸売・小売業
39.3
470¥2,46318.4%9h173
28運輸・郵便
31.5
417¥1,98615.9%25h83
29サービス業(総合)
30
405¥2,09622.4%11h116
30食品製造業
28.3
346¥1,72712.8%17h179
31生活関連サービス
25
379¥1,99926.2%8h122
32農林漁業
22.2
302¥1,59319.8%8h158
33飲食・宿泊
16.2
345¥1,76429.7%13h100

※ 男女格差・残業時間が未公表の業界は推計値を使用。農林漁業は残業時間・男女格差データが非公表のためデフォルト値を適用。

📡 TOP5 業界の指標比較

上位5業界の5指標を正規化(0–100)してレーダーチャートで可視化。 バランス型か、年収特化型かが一目で分かります。

1証券業2ガス業3電力業4電気・ガス・水道5通信業

🔍 データが示す3つのインサイト

💰 証券業は年収1位であり幸福度でも1位 — でも「全員に向く」わけではない

証券業の平均年収は992万円とダントツ1位。 時給換算でも¥5,072と圧倒的で、この2指標の重みが合計55%を占めるため幸福度スコアでも1位(82.3点)となりました。

ただし、男女年収格差は404万円と全業界最大水準。 離職率も14.5%とそれほど低くない。このスコアは「高年収・高時給を最重要視する人」にとっての評価であり、 男女平等な職場を重視する人にとっては見え方が変わります。スコアはあくまで多数の視点の平均値です。

🔄 「離職率が低い ≠ 幸福」を示す事例:保険業

保険業の離職率は11.8%と比較的低く、 平均年収も586万円と高水準です。にもかかわらず幸福度は18位(スコア51.5点)にとどまっています。

その理由は男女年収格差430万円(全業界最大)。 性別格差の大きさが男女平等スコアを大きく押し下げています。 「辞める人が少ない」ことと「全員にとって働きやすい」ことは別の話です。 離職率だけで職場環境を判断するのは危険と言えます。

⚡ 意外と上位に来る「インフラ系」業界の共通点

ガス業(2位)・電力業(3位)・電気ガス水道(4位)・通信業(5位)がTOP5に並んでいます。 これらの業界に共通するのは、「年収が高く、かつ離職率が低い」という組み合わせ。

ガス業の離職率はわずか7.1%、 電力業は6.2%と極めて安定。 インフラ産業は景気に左右されにくく、参入障壁も高いため、 長期的な雇用安定が保たれやすいと考えられます。 「高年収かつ安定」を求めるなら、インフラ・ユーティリティ系は このデータの観点では非常に優位な選択肢です。

🎯 各指標の1位業界

💴

年収 1位

証券業

992万円

⏱️

時給効率 1位

証券業

¥5,072/h

🏠

定着率(低離職率) 1位

電力業

離職率6.2%

⚖️

男女平等 1位

福祉サービス

格差52万円

🌿

ワークライフ 1位

福祉サービス

月残業4h

📝 出典・免責事項

年収データ: 国税庁「民間給与実態統計調査」令和5年分、厚生労働省「賃金構造基本統計調査」令和5年

離職率・残業時間: 厚生労働省「雇用動向調査」令和5年(2023年)

時給データ: 年収÷(所定労働時間1,800h+残業時間年換算)で算出

幸福度スコアについて: 本スコアはキャリアデータJP独自の計算式に基づくものであり、 「どの業界が良い・悪い」を断定するものではありません。 個人の価値観・ライフステージ・職種によって最適解は異なります。 あくまでデータを多角的に見るための参考指標としてご利用ください。

農林漁業について: 残業時間・男女年収格差が未公表のため、残業時間は8h/月(業界デフォルト)、 男女格差は全業界中央値(158万円)を適用しています。